路線テクニック 
A列車で行こう3Dの路線テクニックをご紹介します。機関車に関することは、「輸送テクニック」に書いてあります。
路線は最短距離
運賃(収入)は駅と駅の最短距離で決まりますが、運行費(支出)は移動距離で決まります。利益を多く出すためには、路線も最短距離の方が良いです。
悪い 普通 良い
┌─駅 駅 駅
│ │ \
│ │ \
└───駅 └─駅 駅
右図のように斜めに移動すれば、運行費が安く、移動時間も短くできます。
ちなみに、マップの端から端まで走らせて移動時間を計測したところ、斜めは直線の1.34倍の時間がかかりました。区間の長さや車両を変えてテストしましたが、多くの場合で1.4倍よりも短くなりました。加速性能、最高速度、最高速度を出せる区間の長さ、端数の処理など、色々な要因が考えられますが、斜めが速いということは確実です。
斜めは無駄な土地が多い
線路を斜めに敷くと、移動時間は短くなりますが、必要な土地は多くなります。下図の青い部分が、路線を敷くために必要な土地です。
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\ \\
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\ \\
両脇の土地も必要なため、単線なら3倍もの土地を使ってしまいます。複線ならすぐ隣にくっつけることもできますが、それでも無駄な土地は生まれます。鉄道利益を優先するなら斜め移動、土地を有効利用するなら直角に近い移動の方が適しています。
駅は直線の位置に
斜めの線路を減らすためには、駅の位置が重要です。
駅 駅
│ \
│ \
駅 駅
直線でつないだ左の路線の方が、土地の無駄が少ないです。
駅内の無駄な移動
環状線以外の路線では、そのままでは終着駅で無駄な移動が発生します。
駅
───━━━━━
上図の細線が線路で太線が駅のホームです。ここに3両編成の列車が入ると、その奥のもう1マスへ移動してから左に折り返します。3両編成なら2マス、1両編成なら4マス分の移動の無駄です。移動の無駄は経費と時間の浪費につながりますので、修正した方が良いです。
修正方法は簡単で、列車の運行計画で駅を指定し、進行設定で折り返しにするだけです。機関車は、そこで機回しも設定しておくと良いです。
駅と停車場の効果の範囲
駅による街の開発効果や、街から駅への集客効果は、駅の周囲10マスから15マスくらいの正方形の範囲です。駅を建設する際は、単に広いスペースの中央に建設するよりも、マップ全体を見渡して、開発漏れがないように駅を配置すると良いです。
鉄道・バス・路面電車の開発効果は、それぞれに違いがありますので、上手に組み合わせると良いです。詳細は、「鉄道・バス・路面電車の違い」をご覧ください。
環状線で周囲をつなぐ
環状線を複線にして、外回りと内回りで二重にする方法もあるのですが、これは余りおすすめできません。それよりも、下図のように環状線のループを周囲に展開していった方が効果的です。
A=B H─A─B─E
|| || よりは │ || || │
D=C G─D─C─F
ABCDの環状線の隣に、BEFCという環状線とADGHという環状線を造ると、ABCDの環状線で増やした人口が効率的に周囲に広まります。
マップ全体の計画
マップ全体を計画するには、駅の向きや開発していく順番も重要です。下図のABEFの環状線のように、マップの一番長い部分に細長い環状線を造ると、その後、周囲に環状線を広げていく計画が立てやすいです。
┌─┐
A B─I
│ || │
O─H C─J
│ || │
N G D─K─P
│ || || || │
M─F E─L─Q
└─┘
ホームが全て南北方向(駅舎が東か西向き)なので、新たな環状線を東西につないで行くだけです。仮に、ABCHで環状線を造ってしまっていたら、CやHの駅の向きによっては、その後の展開に困っていたはずです。開始時の発展具合によっては、PQMNで環状線を造る計画も良いです。
最初に細長い環状線を造っておくと、資源の輸送もしやすいです。
折り返し環状線
環状線は、文字通り輪を造ることですが、複線で両端を折り返し駅にすることでも列車は循環します。細長い土地で効果的です。
駅______駅______駅______駅______駅
\___駅______駅______駅___/
列車の間隔を詰め過ぎたり、列車の性能に差があると、折り返しの部分でぶつかる危険性があります。走らせる列車の本数は、普通の環状線よりも少なめにした方が無難です。また、長い車両で短いホームに入ると、そもそも折り返しができませんので、これにも注意が必要です。
DS版では、貨物列車は折り返し駅に適さなかったのですが、今作では「機回り」によって常に前進させることができます。今作では、この折り返し環状線の利用価値は高いです。
折り返し駅の応用
折り返し駅で環状線を造ると、列車の間隔を詰め過ぎるなどの要因で、折り返し部分で列車がぶつかる危険性があるのですが、下図のように線路を敷けば、そのリスクを下げられます。
→ __________駅
← \ / 駅
折り返し駅のホームを2つにし、来る列車が上下のホームに交互に入るように設定し、発車条件を利用して反対ホームに列車が到着してから発車させます。その路線の列車数が偶数である必要があり、設定も大変なため、上級者向きといえます。
8の字環状線
2つの隣接する環状線を1ヶ所で交差させることで、8の字に列車を循環させることができます。
_____ _____ _____ _______ _______ _____
/ X \ / X X X \
│ ││ │ │ ││ ││ ││ │
│ ││ │ │ ││ ││ ││ │
│ ││ │ │ ││ ││ ││ │
\___/ \___/ \___/ \___/ \___/ \___/
交差させる部分に高架が必要ですが、2つの環状線を1つに繋げることで、人と資材を広範囲に拡散できるメリットがあり、運賃収入も上がります。3つ4つと環状線を継ぎ足すこともできます。
駅舎側を広く
駅舎側の方が街が発展しやすく、線路を隔てた反対側は発展しにくいです。時間をかければどちらも発展させられますが、限られたスペースを効率的に発展させるためには、駅舎側のスペースが広くなるように駅の位置と向きを計画した方が良いです。
線路を挟むと発展効果が下がるので、右図のようにちょっと路線を工夫するだけでも、駅前の部分を広くできます。
│ \
\ \
\ │
駅│ 駅│
線路が上部にある高架駅は、駅の両面とも同じように発展します。
狭い土地は一部複線
単線でも、2本の列車を往復させることは可能です。方法は、下図のように中央部分を複線にするだけです。
___________________
駅 駅 \ \ 駅 駅
まずは、線路を通す予定の部分のマス目を数えて中央を見つけ、中央で車両の長さ分だけ複線になるように計画を立てます。左右どちらの駅から出発しても、同じ距離で分岐に到着することを確認します。分岐点で進行方向が直線になるように路線を計画すると、列車を走らせる際に余計な設定がいらなくなります。
路線の計画は意外と面倒ですが、1度作ってしまえば、後は同じ速度の列車を両端の駅から同時に出発させるだけです。線路部分を節約できるので、敷設費用が安く、建物のためのスペースを広く残すことができます。
ただ、この方法では列車2本しか走らせることができないので、利益の面でも都市開発の面でも弱いです。折り返し環状線の方がおすすめです。
一部複線の失敗例
________ ______________
駅 \ \ 駅 / / 駅 \ \ 駅
環状線が可能なように見えますが、実際は列車2本しか走らせることができません。複線を応用した「折り返し環状線」の方が列車の本数が多く、計画や管理も楽です。
交換駅
折り返し環状線を造るほど路線が長くない場合は、中央に交換駅を造る方法もあります。
_駅_
駅 / 駅 \ 駅
両端から出発した列車が中央の駅ですれ違うのですが、中央の駅で発車条件を到着待ちに設定すれば、左右の距離が違っても問題なく運行できます。隣町に接続する路線で効果的です。
環状線や一部複線に比べれば列車の発着本数が少ないのですが、単線よりは発着数が多く、複線よりは省スペースです。
一部複線の代わりに2番線
地形によっては、一部複線が利用できない場合もあります。
駅_ _駅
駅 \ / 駅
そんな場合は、ホームを2番線にして、同駅から列車2本を発車時間をわずかにズラして発車させると、列車2本をくっ付くように走らせることができます。着駅も、別々の番線に入れます。
ただ、この方法では、発車時間にほとんど差がないので、乗客を増やしにくいです。旅客列車と貨物列車を運行する場合などに有効です。
バス路線は分岐なし
バス路線は、交差点をなくすことでバスの循環を速くできます。環状線でも一本道でも良いです。
道路には地価を高める効果があるので、鉄道路線と平行して走らせるのがおすすめです。詳細は、「都市開発テクニック」をご覧ください。
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