Ａ列車で行こう３Ｄ攻略サイト
問題点と要望
Ａ列車で行こう３Ｄはよくできた作品ですが、決して完成形ではないはずです。次回作への期待を込めて、管理人なりの改善策を提案させていただきます。
フェリー追加
離島への交通手段として、何キロもの橋を架けるのは余りにも不自然です。港を国際貨物専用とするのではなく、人も資源も運べるフェリーを追加し、周辺の港と航路を結んだ方が現実的です。これなら、港を駅のように都市開発に利用できます。
ある程度距離が離れたら、鉄道より港の方が安上がりになるように調整すれば、より現実的な町並みになると思われます。
娯楽施設の評価
マンションや商業ビルが密集するのは自然ですが、スタジアムや遊園地が大量にあるのは不自然です。産業のバランスが需要に影響するシステムは素晴らしいのですが、娯楽施設の評価は全体的にもっと高くあるべきです。
温泉は資源
漁港や石炭などと同様に、温泉も資源と捉えた方が適切です。それに、現在の温泉宿は集客力が低すぎます。
山は観光地
現在のシステムでは、山はスキー場か木材としてしか利用価値がありませんが、山も立派な観光地です。高低差が大きいほど利益が出やすいロープウェーや山荘があっても良いのではないでしょうか。
トラック駐車場のサイズ
トラック駐車場には、道路部分以外に３枠分(３００ｍ)のスペースが必要です。車庫や資源置場の機能を備えた集配センターとしてなら３枠でも理解できるのですが、単なる駐車場なら１枠が妥当なサイズです。
車両性能の表示
所有する電車やバスなどの最大乗客数は確認できますが、加速性能や最高速度は確認できません。性能の異なる車両を使う場合もあるので、やはり詳細を確認する手段はあった方が良いです。
マップは適切な広さで
マップの何割かを開発しただけでも、時間経過が非常に遅くなります。時代の移り変わりを体験するのに、処理の遅さは致命的な欠陥となります。ハードの処理能力を基準にマップの広さを考えれば、３ＤＳではもっと狭いマップの方が適しているはずです。
管理人が全ての土地を開発したのは、「Ａ列車で行こう」や「未来への架け橋」のような平地の少ないシナリオくらいです。他では、どうしても途中でやる気が失せてしまいます。
もちろん、広くて早いのが理想ですが、それはパソコン版やＰＳ４などで実現すべきことです。携帯機は、手軽さやテンポの良さを犠牲にしてはいけません。
シナリオを多く
マップを狭くした分、シナリオ数は多くしてほしいです。容量に問題があるのなら、配信でも構いません。
また、シナリオをクリアする毎に新たなシナリオが開放される設定になっていますが、特定のシナリオをやり込みたい方にとって、興味のないシナリオをプレイさせられるのは苦痛でしかありません。シナリオの選択権は、最初からプレイヤーに委ねられるべきです。
クリア条件の総延長を短縮
クリア条件の中に鉄道や道路や路面軌道の総延長があるのですが、それらのクリア条件を満たすためには、非効率または無駄な路線が必要になります。実際にプレイした感覚では、今の半分くらいで十分です。
地域設定の追加
現在のものを基本として、「雪国」や「南国」という設定も欲しいです。「雪国」の冬は、地下鉄以外の交通が悪くなり、娯楽施設の収益も悪くなりますが、スキー場と温泉の利益が大幅に上がります。「南国」ではスキー場が建設できず、商業ビルの収益は下がりますが、ホテルの収益は上がります。
年代による建物の変化が悪いというわけではありませんが、地域による変化の方が個性が出て面白いと思います。
台詞の統一
シナリオの作成者によって、語彙や表現に癖があります。登場人物が共通する以上、ある程度は統一すべきです。特に配信シナリオは、公式配信とは思えないほど異質です。
コンストラクションモードの改善
とにかく、土地造成が使いづらいです。高さを１段階上げたいだけなのに、一気に２段階上がることがありますし、尾根を造ろうとしても、たいていボコボコになります。
また、マップ作成中に年代を変更できないことも不満です。会話シーンの発生条件も、何年何月何日という指定があった方が良いです。
０.５Ｆ階層の活用
線路などを敷設する際に上るや下るを選ぶと、階層が１つ分移動するのですが、実際には０.５Ｆという階層が中間に存在します。この中間層は、子会社を建設できないばかりか、道路や線路も敷設できません。はっきり言って、デッドスペースです。
全ての階層で全ての機能を利用できた方が、より綿密な街造りが再現できます。
土地の造成
大金を投じて山を削ったり、海を埋め立てたりするコマンドがあっても良さそうです。資源の輸送と同様に、土砂もトラックなどで輸送します。
川をせき止める行為など、どこまでを可能にするか難しい問題でしょうが、何とか実装してほしいです。