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電車  各シナリオのモデル都市  電車

各シナリオのモデルとなった都市をご紹介します。地元の町、思い入れのある町がある方は、それをA列車で再現するのも面白いと思います。

この記事を書くにあたり、その地をいくらか調べましたが、正確でない部分もあるかも知れません。モデルと推測した都市自体が間違っている可能性もゼロではありません。

シナリオ4「湖水に映る街」

成田国際空港の西にある千葉県印西市がモデルと思われます。印旛沼の特徴的な形がそっくりです。

シナリオ説明の中にニュータウンという言葉が出てきますが、印西市も千葉ニュータウンのある地域です。千葉ニュータウンには、北総鉄道北総線(成田スカイアクセス)が走っています。この地域には、JR成田線も走っているのですが、これはゲーム開始時にある既存の路線と重なります。

北総鉄道北総線をゲームで再現しようとすると、マップ中央を西から東に通すことなるため、中央の山が邪魔になります。南に迂回するようにアレンジすれば、平野部分の中央を通すことができます。JR成田線は、既存の路線を延長させるだけで再現できます。

シナリオ5「古びた煙突」

大阪湾がモデルと思われます。ただ、左右が反転し、神戸が北側、大阪が西側です。淡路島はありませんが、地島と沖ノ島が存在します。

戦前からの工業地帯といえば、阪神工業地帯です。シナリオが開始する1960年に既に老朽化が問題となっていたことも、事実と一致します。ゲームでは、大阪(画面左側)よりも神戸(画面上側)が発展していたり、淀川が太くないので、疑問は残りますが、大阪湾以外にこのシナリオに該当する地域が見当たりません。

ゲームで大阪と神戸と再現しようと思ったら、新幹線と伊丹空港の両方が欲しいです。あらかじめ土地を確保しておかなければなりませんので、なかなか難しいです。

シナリオ6「たそがれの離島」

長崎県南部の長崎半島(野母半島)がモデルと思われます。ゲームで北となった方角は実際は東ですが、向き以外は忠実に再現されています。

ゲームでは炭鉱が存在するのですが、実際に高島や端島(軍艦島)には炭鉱が存在しました。位置も同じです。現実もシナリオ説明と同じで、原油へのエネルギー転換によって閉山へと進んでいきます。

長崎半島に鉄道はないので、忠実に再現するなら道路網を広げるべきなのですが、ゲームのクリア条件は鉄道総延長になっています。佐賀県鳥栖市から長崎県長崎市までJR九州の長崎本線が走っていますので、この路線を延長するという仮想のシナリオなのでしょう。

シナリオ7「いくつもの河を越えて」

広島県広島市がモデルと思われます。太田川によって出来た三角州が特徴です。似てない部分も多いのですが、三角州部分を左右反転すると、いくらか現実に近くなります。

ゲームでは農業と漁業が主要産業の田舎になっていますが、実際の広島市は工業都市で、人口も遥かに多く、交通網も整備されています。地形だけがモデルということなのでしょう。既存の駅は、天神川駅と思われます。

このシナリオで広島市を再現するのは、非常に大変です。三角州部分に張り巡らされた路面電車(広島電鉄)は欠かすことが出来ませんし、新幹線の誘致も必要です。資源を海外に輸出すれば資金に困りませんので、根気のある方は挑戦してみてはいかがでしょう。

シナリオ8「黒いダイヤの復活」

北海道札幌市の北東、三笠市周辺がモデルと思われます。川や地形など、その再現度は高いです。

マップ北部が美唄(びばい)市で、中央が三笠市で、南部が岩見沢市と思われます。三笠市は、かつて炭鉱で栄えた町で、ゲームで登場する炭鉱の位置も同じです。最盛期は人口6万人を越えた三笠市ですが、現在は過疎化が進み、主要産業は工業と農業に移り変わりました。

このシナリオは、プレイヤーの手で工夫するまでもなく、現実の三笠市周辺が再現されています。プレイするなら、再現よりも発展に向けて努力した方が遣り甲斐があると思います。

シナリオ9「パークアンドライド」

富山県富山市がモデルと思われます。実際よりも川が太く多くなっていますが、地形や路線の再現度は高いです。

シナリオ紹介の中に大気汚染緩和の文字があるように、富山市は環境モデル都市の1つで、路面電車も実際に推進しています。既存の鉄道路線は北陸本線と富山ライトレール富山港線で、路線も駅も実際とかなり近いです。マップ中央の桜の台地は、富山城址公園と思われます。

富山市を再現するには、路面軌道の位置が重要になるのですが、これが意外と大変です。富川駅(富山駅)前の土地を買い占めるのはお金がかかりますし、富山城址公園の部分も実際よりかなり大きいです。

シナリオ10「新都心構想」

埼玉県さいたま市がモデルと思われます。川の形、新都心などがゲームと共通します。

都心機能を有した郊外の都市を新都心と言いますが、さいたま市も新都心の1つです。マップ中央の丸く整備された土地が浦和で、北部が大宮、南部が戸田市と思われます。

路線も台地部分も現実とは大きく異なりますが、路線だけなら再現することは可能です。根気のある方は、挑戦してみてください。

シナリオ11「未来への架け橋」

瀬戸内海の瀬戸大橋周辺がモデルと思われます。ゲームが開始する1978年は、瀬戸大橋の着工の年です。

北岸の岡山県倉敷市児島と南岸の香川県坂出市は、地形もかなり忠実に再現されています。本島・広島・手島の形はそっくりですが、その位置も大きさも手が加えられています。

瀬戸大橋をゲームで再現しようとしても、そもそも島の位置が異なります。このシナリオは、ゲームとして楽しむしかありません。

シナリオ12「トンネルを抜けると」

新潟県湯沢町がモデルと思われます。地形はそれほど似ていませんが、設定はそっくりです。

川端康成の小説「雪国」は「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」で始まりますが、この小説の舞台となったのが湯沢町です。シナリオタイトルはそのままですし、南端にトンネルがあるのも同じです。温泉街だった湯沢町がリゾート開発で東京の別荘地となったのも、シナリオ紹介の通りです。クリア条件に新幹線開通がありますが、越後湯沢駅には実際に新幹線が乗り入れます。さらに、ゲーム開始1982年は、上越新幹線が開業した年です。

湯沢町を再現するなら、新幹線を基準に計画を立てなければならないのですが、これが意外と大変です。越後湯沢駅の位置を忠実に再現しようとしても、新幹線駅は斜めに建てることはできませんので、線路が他の路線と接触してしまいます。湯佐駅を越後湯沢駅に置き換えるとしても、ここに新幹線を通すためには、大量の会社を買収して撤去しなければなりません。

配信シナリオ「風光明媚な温泉街」

静岡県の伊豆半島がモデルと思われます。伊豆半島は、都会からほど近い温泉街です。

北東の厚海は名前が熱海に似ていますが、地理的には伊東が該当すると思われます。西の町が伊豆の国市で、南の町が下田市でしょう。南東に浮かぶ島は大島でしょうが、実際よりもかなり近いです。

JRの伊東線が伊東市まで伸びていて、その先から伊豆急行線が下田市まで続いているのですが、ゲームでは伊豆急行線に該当する路線がありません。ゲームで伊豆急行線を再現することになりますが、この路線だけでは鉄道総延長100kmをクリアできません。

配信シナリオ「第三の道のり」

能登半島の七尾市周辺がモデルと思われます。ただし、南北が180度逆転しています。

海岸線はかなり正確で、山脈部分も雰囲気が出ています。ゲームで登場する路線は、のと鉄道の七尾線です。この地域はゲームと同様に乗客減少が深刻で、実際に廃線となった区間もあります。

イベントでUFOの話が出てきますが、羽咋市もUFOの目撃情報が多い都市です。

その他のシナリオ

ここまでに紹介しなかったシナリオは、そのモデルがはっきりとしません。

「A列車で行こう」は、島の大きさや形から考えると、鹿児島県の喜界島が近いのですが、シナリオ紹介にヒントとなる特徴がないため、断言はできません。

「循環する都市」は、木材産地ということで滋賀県、湖の形やレールバスから近江八幡市と考えたのですが、地形や資源が一致しません。

「未来へ続く軌跡」は、全く分かりません。

どれもチュートリアルのシナリオですので、モデルはあっても、チュートリアル用に大幅に修整したのかも知れません。

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